壁の裏側ってどうなってるの?
好きな場所に棚を付けたいと思ったことはありませんか?
しかしどこにでも付けれるわけではありません。
棚を付けるためには壁がどうなってるかを知らなければいけません。
今日はそんな壁の裏側をご紹介。
目次
壁は結構もろいんです
普段目にする壁は石膏ボードにクロスが貼られています。
そして石膏ボードは木材に固定されています。
石膏ボードはその名の通り石膏でできており結構もろいです。
少し強めにパンチをすればすぐに穴が開きます。
ですので紙を画鋲で止める程度は問題ありませんが、棚をビスやクギでとめることはできません。
壁に棚を付けるためには下地が必要
棚を壁につけるためには木材に固定する必要があり、新築のように棚を付ける場所が決まってる場合はあらかじめ下地に木材を入れます。
そうでない場合、やり方は二つ。
木下地を探してそこにビスを打つこと。
見えないのにどうやって探すのか…と思われるかもしれませんが、柱が入ってる場所は決まっているのである程度の目途はつけることができます。
壁の木下地は概ね図のように入っているので、壁の表面から390mm、そこから455mm刻みの箇所に木下地は入っています。ここに棚を作るときにビスを打つと完璧です。心配な方は下地を探す道具を使ってみるといいと思います。

左は下地があるであろう場所に目星をつけて針を刺し確認するタイプ。
壁に画鋲程度の穴があきますので、失敗すると穴は残ってしまいます。
右は壁の上からセンサーで調べるタイプです。
非破壊なので穴は開きませんが、正確性は若干疑問が残ります。
木下地がない場所にも施工はできる
木下地がある場所に取り付けるのがベストですが、ないところに取り付けたい場合はボードアンカーを使います。
壁にドリルで穴をあけてボードアンカーを差し込み、そこにビスを打つだけなので取付方としては非常に簡単です。ホームセンターにもいろいろな種類のものが売ってますので、使う場所やもの、耐荷重などを確認してお買い求めください。