ワンランク上のDIY!建材屋がオススメする電動工具ベスト3

芸能界ではヒロミ・森泉やEXILEの健二郎など、様々なDIY関係の企画が放送され自分で棚を作ったり自宅の改装などDIYを目にする機会が増えました。

DIY人気が高まるにつれて、ご自身でリフォームされる方やお子さんと一緒に本棚や机や椅子を作ると言った機会も多くなっています。

また、コロナ禍での巣篭もり需要によってご自宅で木工細工に取り組む方も増えており、DIY人気に拍車がかかっています。

100円ショップでも色んな材料が売られていて、ちょっとした小物から大掛かりなものまで手軽にチャレンジすることができるようになりました。

そんなDIYですが、どうしても素人っぽさが出てしまったり、仕上がりが雑になったせいで木のささくれで怪我をしてしまったりすると楽しさも半減してしまいます。

私たちのようにプロフェッショナルな現場で使う工具の中でも、DIY初心者から使えるものや、ワンランク上の仕上がりを目指す中上級者の方向けにオススメの工具をご紹介します。

ベスト3】『インパクトドライバー』DIYにはなくてはならない工具

これはランキングとして本当はベスト1なのですが、あまりにも当たり前すぎるのでベスト5にしました。

インパクトドライバーは電動工具ランキングに入れるまでもなく、殿堂入りレベルの工具です。これを無くしてDIYはできないレベルと言っても大袈裟ではないかもしれません。

ご自宅のちょっとした修理にも使えますし、用途は多岐に渡るので一家に一台あっても良さそうです。

子どもにも簡単に扱えますのでご家族でDIYを楽しむ際にお子様にビス打ちを担当してもらうなど役割を作るといいかもしれませんね。

ベスト2】『電動丸ノコ』切断面が仕上がりの良し悪しを左右します

初心者の多くがDIYで挫折するキッカケの一つは寸法が合わずに成果物がガタガタになることです。
なぜ寸法が合わないかと言うと、計測して目安となるところに線を引き、いざノコギリを持って切り出す作業。これが寸法がズレる一番の理由です。

初心者の多くは計測した線に合わせてノコを引くことはほとんどできません。
せっかく計測したのに切る際にぐにゃぐにゃと曲がってしまっては元も子もありません。

厚みのある木材などであれば、線の通りに切れていても側面は斜めになっていて上面と下面で寸法が全然違うなんてことは頻繁に起こる話です。

そんな時に、綺麗にそして早く切断してくれる『電動丸ノコ』の存在はDIY全体の仕上がりに影響を及ぼす重要な要素です。

どんなにオシャレで、綺麗で、色合いもよくツヤもあり、カッコよくても寸法がバラバラでガタついたものは使いたくありませんよね。

切断するための道具なので危険性はありますが正しい使い方をすれば子どもでも使うことができます。(保護者の方と一緒にお使いくださいね。)

DIYを楽しんでいる方で、まだ『電動丸ノコ』を使ったことがない方がいれば是非とも使って見てください。
ビックリするほどこれまで作った仕上がりと違いを感じることができるはずです。

【ベスト1】『電動サンダー』仕上げの研磨で見違える出来になる工具

さて、いよいよベスト1のご紹介です。

ワンランク上を目指す場合に一番重要なのは仕上げです。多少いびつなものが出来上がったとしてもしっかりと、ヤスリが消されて表面が綺麗になっているだけで全てを網羅して印象をアップしてくれます。

色の塗りムラがあっても、木を並べて凸凹になってしまっていても、この電動サンダーをかけることによって滑らかな表面になり、塗りムラなどが逆にいい味を出すことでしょう。

サビを落としたり、塗装を剥がすこともできるので古材や廃材を利用したDIYをしたい方にもおすすめです。

もちろん、電動のサンダーを使わずに紙やすりで時間をかけてじっくり研磨する方法もあります。それ自体は悪いことではありませんし丁寧な作業かもしれません。

しかし、電動サンダーを使うことで疲労度を大きく減らし、時間も数倍のスピードで終えることができるので他のことに時間を使うことができるようになり、全体的にDIYにかける時間を割り当てられて有効です。