ご存じですか?空き家問題。

青森市でどれくらい空き家があるかご存じでしょうか?

平成30年度に総務省が実施した住宅・土地統計調査によると、青森市内には135,090戸の住宅があり、そのうち19,700戸、14.6%が空き家とのことです。

多いと思いますか?少ないと思いますか?

私は多いと思いました。14.6%も空き家があるということは身近にある可能性大です。

なぜ空き家が増えるのか?増えるとどうなる?

相続する人がいない、買い手がいない、建物の老朽化、解体費用がない…等々様々な問題がありますが、人口減少が予測される昨今では空き家の数は増加するだろうと考えられています。

では空き家が増えると何が問題なのか。

考えられるのが災害の温床になるということ。倒壊しかけた空き家の部材が風により飛散し、住宅や人に危害を与える可能性があります。火災が発生したときに燃え広がる可能性もありますし、管理をしないと草木が生い茂り、虫も増加します。また青森の場合雪の問題も深刻です。屋根に積もった雪が落ちて住宅や人に危害を加えるなど、空き家であっても管理が必要になり、そのためには労力やお金がかかります。

老朽化が進むと景観も悪くなりますし、そうなると落書きなどいたずらが増える可能性もあり、治安面での不安も増加します。

空き家対策、自治体の取組

国は平成26年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」を制定し、青森県では「移住促進につなげる空き家活用推進事業」、青森市では「空き家等対策計画」が制定されていますが、具体的な取り組みは始まったばかりです。

私たちが取り組めること

まずは空き家問題の深刻さについて深く認識しなければいけないな、と思いました。他人の持ち物だから私に関係ない…と思っていると何かあった時に被害にあうことも考えれらます。何かできるわけでもないかもしれませんが、身近にそういった家がないかは気に留めておくことは大事かもしれません。

またこれから自身が空き家を持つことも十分に考えれられます。そのときに空き家をどうするのか。住むのか、貸すのか、売るのか。なんにしてもお金はかかります。であれば早めにどのように管理していくかを考えることは大事になってきます。

そして私たち、建築業界に携わるものとしては、空き家を如何に活用していくか、とうことを考えることも大事になってくるんじゃないかと思っています。解体して新しい建物を建てるのももちろんありです。でもそれだけでよいのでしょうか。まちの景観がどんどんかわっていくのも寂しく感じます。であれば今ある空き家をどのように活用できるかを提案するのも私たちができること、すべきことなのかもしれません。