ただし①～③のどれかは必須、つまり④以下はそれだけでの補助は受けられず必ず①～③の工事とセットでの申請をする必要があります。

また補助額の合計が5万円未満だと対象になりませんのでこちらも改めてご注意ください。

申請（依頼）の流れ、必要な書類

今回の補助金は対象工事を実施すると施工業者が補助金を受け取り、それを発注者様に還元するという形になります。なのでお客様に準備いただく書類はありますが、申請は施工業者が行います。

以下では流れや必要な書類についてご説明します。

依頼から完了までの流れ

大まかには
①見積もり⇒②契約⇒③施工⇒④支払い
と発注者様にとっては通常の流れとかわりません。

補助金の還元につきましては

①支払い時に充当・・・工事完了後に施工業者が補助金申請をし、交付された時点で請求から差し引いて残りの金額を発注者様に請求。

②発注様に現金で支払い・・・補助金の交付前に支払いが終わってしまった場合は、現金で発注者様に支払う。

このような形で発注者様には補助金が還元されます。

必要な書類

①工事請負契約書・・・内容や金額、期間について合意した通常交わされる契約書です。

②共同事業実施契約書・・・本事業オリジナルの契約書でまだ書式は公開されていませんが、おそらく補助金額や還元方法の合意の書類だと思います。

③発注者の確認書類・・・運転免許証、パスポート、住民票、マイナンバーカードのいずれかのコピーをご準備いただきます。

④施工前、施工中、完了時の写真・・・施工業者が撮影いたします。

以上となります。

前回の同様の補助事業ですと製品の性能証明書も必要でしたので今回も必要になる可能性もありますが、発注様にご準備いただく書類としましては③の確認書類のみであとは施工業者が準備するもとのなります。

申請のわずらわしさといった点では前回までのものよりも格段に便利になった印象です。

次回は各工事の詳細、参考例をご紹介します。

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