【補助金】先進的窓リノベ事業

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今回の補助金でも目玉と言われているのが先進的窓リノベ事業です。

何が目玉というと、約50%というその補助率の大きさ

サイズによってはそれ以上の補助率になるケースもあります。

なぜ窓なのか?

住宅の中で外気に最も近いのが窓です。
ガラス一枚で外と隔てられている開口部は、下地材や断熱材、外壁材がある壁よりはるかに外気の影響を受けやすく、ガラスや枠の種類、材質、構造で大きく断熱性能が変わってきます。

そもそも先進的窓リノベ事業とは?

工事内容、それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

①既存の窓のガラス交換
既存の枠を生かしてガラスのみを交換する方法です。
既存の枠を活かすので外観の変化はありませんが、枠からの熱の出入りは解消されないため断熱性は若干他に比べて若干劣ります。

②内窓設置
既存の窓の内側にもう一枚窓枠をつけます(二重サッシになります)。施工が容易で断熱性も大きく向上しますが、内側に窓が一枚追加されるので、少し圧迫感があるかもしれません。

③外窓交換(カバー工法)
既存の窓から障子を外し、既存の窓枠にカバー工法専用の窓枠を設置、窓を取り付けます。こちらも施工は容易で断熱性も大きく向上しますが、ガラス面が小さくなります。

④外窓交換(はつり工法)
既存の窓を外して新しい窓を取り付ける方法です。外観は一番すっきりしますが、外壁や内装の工事も関わってきますので、非常に手間がかかり、金額もかかります。

おすすめは②の内窓の設置!

金額、断熱性の面から②の内窓の設置が一番おすすめであり、窓の断熱改修では最も一般的な工法です。

①のガラス交換は断熱性が他よりも劣りますし、③の外窓交換(カバー工法)は枠がかなり大きくなるので想像以上に圧迫感があります。④の外窓交換(はつり工法)は家をリノベするときにはいいと思います。

どれくらい断熱性は向上するのか~リクシル、インプラスを例に~

こちらはリクシルの内窓商品、インプラスを使用したときのシュミレーションです。

外気温1.7度、室内温20度の設定で暖房を消したときの室内温度の変化、外気温3.8度、室内温7.4度の設定で暖房をつけたときの室内温度を可視化した動画ですが、その違いは一目瞭然です。

実際金額はどれくらいかかるのか?

↑は某メーカーの試算ですが、工事費で約53%補助になるとこのこと。窓の大きさにより補助率も異なるので、これよりも大きく費用が削減できるケースもあります。冷暖房費の削減も考慮すると実質0円。弊社でも試算してみましたが、これは非常にメリットがある補助金です。

実際の金額についてはお問合せいただければお見積りいたしますので、お気軽にご連絡ください。

窓リノベの効果がある住宅は?

基本的にはアルミサッシで単板(1枚)ガラスのサッシで効果を発揮します。
そもそも新しい住宅は断熱性能が高いサッシがつけられているのでリノベの必要がありません。

比較的古い住宅はアルミサッシがついていると思いますので、対象となりうる場合は是非ご検討ください。